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9月7日

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竹橋の東京国立近代美術館で行われている

「竹内栖鳳」展を観てきました。

私にとっての竹内栖鳳は、中学の美術の教科書で

「斑猫」の写真を見て以来、

上手い画家としての目標のような存在でした。

そのため、東京で開催された栖鳳展には

ほとんど通っているつもりで、今回も見たことのある

作品が多いのではないか、と思っていましたが、

今回は規模が違い、知らない作品も多く、

また、テーマごとに部屋が分けられ、ほぼ年齢順に

並べられた展示は、栖鳳の画家としての挑戦や成熟

が感じられ、新鮮に観ることができました。

「やはりうまいな」と思いましたし、

“上手さ”=“つまらない”という見方はあまりに

単純だと思わせる力が栖鳳の絵にありました。

「斑猫」が後期展示で今回は見ることができなかった

のが残念で、たぶん後期も観に行くだろうと思います。

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